ゲームを作りたいプログラマはまだそれなりにいるのかね

  • 言語別ゲームプログラミング制作講座一覧 (id:seikenn:20080506:1210088946)

これが600ブクマ越えしていることに軽く驚いた。ゲームを作りたいプログラマはまだそれなりにいるんだ。

昔のマイコン時代はプログラミングといえばゲーム製作だった。でも昨今「カーソルキーの左右で砲台(⊥←こんなの)を動かしましょう」とかプログラミング初心者に言えば「なにそのWeb0.00000001アプリ。最初はAmazonの書影をGoogle Maps上に表示するFacebookアプリからだろ常考」とかいじめられるもんだと勝手に思ってたんだが……そうでもないのかな。

ゲームプログラミングが最近は人気がないと勝手に思っている理由は、市販のゲームがすごくなりすぎてとても野良プログラマーが作れるものではなくなっているからだ。昔は「インベーダーみたいのを作ってみましょう」ってのに対してそれなりにそれっぽいものを簡単に作ることができた。でも今同じ文脈で「モンハンみたいのを作ってみましょう」っていうことになるとこれは完全に不可能だ。

Webアプリはまだゲーム製作黎明期と同じ文脈が通用していて、第一線級のWebアプリ、例えば「twitterみたいのを作ってみましょう」はまったく問題ない、というかRoRGoogle App Engine使いにかかれば10分でできてしまう。まあその分スケーリングとかコミュニティの育成とか別の課題がその後に控えているわけだが。

というような考えで、ゲームはプログラマの好む題材からはフェードアウトしていくんだ、とか勝手にいじけてたのだが、なんか講座一覧が600ブクマ集めるならそうでもないような気もしてきたよ!Web2.0がなんぼのもんじゃーい!やつらはフォームのクリアボタンを置くか置かないかとかいうしょーもないことを「ユーザビリティ」とか大仰なこといってぐずぐすやってるが、こっちは1フレ(1/60秒)でやるかやられるかの世界、ユーザビリティってのはその一瞬でプレイヤー様にいかに心地よくやられていただけるかを意味するのだ!プレイヤーとアルゴリズムのガチ勝負を楽しみたいみんなはゲーム製作をするしかないね!