どこのステップを削るべきか

そもそもアイデアを流用している時点でダメダメだ。新しいアイデアを思いついて、それを遊んで調整する、という最初と最後のステップは絶対に外せない。それを外したらゲーム作りでなくなる。

しかもアイデア出し→調整というステップは1回のフローだけでなくて、繰り返し動かしたい。アイデア思いつく→試す→ダメダメだー→別アイデアを追加→試す→あーまあまあいいんでないの→……というステップを繰り返せるようになってないと、面白いゲームにはなりそうにない。

この繰り返しを8時間で実現するためには、それ以外の部分、ロジック、コード、デバッグ、エフェクトをほとんど作らないで、ゲームが作れるようにする必要がある。いやそれは無理。

という辺りで思考が止まっている。いやそういったフレームワークが今まで皆無かというとなくもないよ。いわゆるマップエディタ的なものが付いているゲームね。ロードランナーで即興でレベルを作って友達に遊ばせる、とかいうやつ。

ただこれをゲーム作り、というのはちょっと無理がある。ルールとかががちがちに決まっている中でレベルを作っているだけだし。でもこの方向以外のアプローチが思いつかないんだよな。

柔軟なマップエディタという方向では、ビルバッジのピンボールコンストラクションセットにインクレディブルマシーンみたいなギミックをやけくそに入れたもの、みたいなのが正道かなあとおぼろげに思っている。おもちゃ箱から適当なものを取り出して自分ルールの遊びを作ってみるみたいな、子供の頃のゲーム作成メソッド再びってやつだ。ただそんな無限の柔軟性を持ったマップエディタを作らされるほうはたまったもんじゃないなあ。