遠目で見ればパックマンっぽいなにか

アーケードゲームAtari 2600移植版、どれが一番よくできてたか勝負。

アーケードとコンシューマの基板が同じになってしまって、完全移植が(少なくとも見た目に関しては)当たり前になってしまった昨今、移植の出来不出来をうんぬんすることはもうあまりないんだけど、昔、アーケード機の性能がコンシューマ機に比べて図抜けて優れていた頃は、こういった移植版がいかにそれっぽくできているかを眺めるのは面白かった。

スペックが違いすぎてそもそも完全移植は無理なので、問題はいかにそれっぽい手触りが実現できているかにかかっていた。上のAtari 2600版を見ても、どう見ても本物には程遠いグラフィックスばかりなんだけれども、その中でもそれっぽいかそれっぽくないかは、移植を行ったデベロッパの腕によって大きく変化したようだ。ミサイルコマンドが10点満点で、パックマンは1点だと。

日本だと、やはり電波新聞社が手がけていた一連のナムコ移植ものを覚えている人が多いだろう。

私はP6ユーザだったので、やはりP6関連の移植ものが印象に残っている。特にここのトップに挙げられているスペースハリアーは、66のディスク版を買って、猿のようにやったものだ。見た目はそれこそぐだぐただったが、手触りはスペハリそのもので、プログラムに限界はないんだ!とかいう根拠のない感動を覚えたものだ。