熱血高校マナバーンくにおくん

MtGをリアルタイムにした、とかいう無謀なゲームのデモがあったのでやってみた。

カードゲームをリアルタイムにした、っていうのを聞いて、最初はトランプのスピードみたいな感じかとおもったら、ぜんぜん違った。これ熱血高校ドッジボールみたいな見た目なんですけど...

GameWatchのページにあるように、ヒーローが自陣に湧くマナを回収してクリーチャーを召還し、敵ヒーローを殴らせるってのが基本内容。ヒーロー自身もクリーチャーを殴ることができる。

基本戦略はなんとも地味で、マナを速攻回収しつつ、相手の1/1クリーチャーは自分で殴り(敵に踏み込むように殴るのがこつ)、2/2クリーチャーには1/1クリーチャーを当てて敵陣にいったん戻らせて、もう一回きたところを殴る、っていう感じ。なんのエンチャントもされてない1/1クリーチャーは基本的にヒーローにダメージが通らないことに注意。

ゲーム自体は結構面白い。キャンペーン序盤は赤デッキのチュートリアルみたいな感じだけど、ある程度すすむとゴブリンキングがもらえるので、+1/+1された圧倒的なゴブリン軍団で敵をたこ殴りにするとかできて、いい感じだ。

ただ操作が超複雑。WASDでヒーローを操作しつつ、UOJKLでクリーチャーやエンチャントをキャストする。最大10のカードを割り当てることができる、JKLの3つのカテゴリに分けられたスロットをUOで左右に動かし、もう一回JKLを押すことでキャストする。多数のカードを選択するにはなかなかよくできたUIだけど、それでもやっぱり難しいよ。あとスペースでヒーローが殴り、コントロールで防御。I連打でマナがちょっとだけ貯まる。向こうのゲームは多数のキーを使うことをまったく躊躇しないからなー。

グラフィックスも美しく、SEもいい感じ(高コストクリーチャーを呼び出すときのもったいぶったボイスがとてもいい)なので、ちょっと買ってみようかな。