セルオートマトンプログラミングパズルゲームconsomatonというのを作った。
ゲームプログラミングを趣味としている者として、昔から作ってみたかったのがプログラミングパズルゲームだった。プログラミングパズルゲームってのはたとえばGoogleがアランチューリング生誕100周年で公開していたチューリングマシンのロジックパズルとかメイドイン俺のくみたて道場とかTIS-100とか。カルネージハートとかよりはよりプログラミング感が全面に出ているタイプのゲーム。
ゲームとしてプログラミングを扱うにはなるべく簡単にコードが書けることが望ましい。スクラッチとかのパネルを置くタイプもいいんだけどこれですらちょっと面倒。なのでライフゲームに代表されるセル・オートマトンのルールを書くものにした。
ルールの書き方はVISCUITのメガネに影響を受けている。ルールを適用するパターンとそれを適用した後のパターンを並べて記述することで、動作ルールをビジュアルに示すことができる。
問題の出し方はくみたて道場と同じ穴あき方式にした。プレイヤーはルールに文字を入れるだけで答えが作れるのでだいぶ手軽だ。
現バージョンにはいろいろ問題があるのだが、特に問題なのが回答に抜け穴が多すぎること。例えば10問目はパックマンっぽい動作をするのが回答の予定だったのだが、こうすると一撃でクリアー!だいぶひどい。変更不能なルールとか途中ゴール状態とかを導入する必要があるのだろう。
まあでも当初の目的のお手軽コーディング感は出せたのでそこは良かったと思います。理想的にはこの仕組みと同じ感じでゲームが作れるくらいの自由度があるとより良いのだけどね。