一日一本ゲームを作る

毎日ゲームを発表できないかなと思っている。
毎日1本、年365本。

このエントリを見てから、1日に1つゲームを作ることを毎日やり続ける方法、ってのをいろいろと考えているのだが、まったく思いつかん。

ブログですら毎日続かないのに、
何を気が狂ったことをと言われそうだが、
かなり真剣に考えていて、
かなり実現可能なところまで、
頭の中ではアイデアが固まりつつある。

すげー知りたい。

そもそも一日一ゲーム作るのはなぜ無理なのか

  • イデアが思いつかない
  • 実装するロジックが思いつかない
  • コードを書くのに時間がかかる
  • デバッグに時間がかかる
  • グラフィックス、サウンド、エフェクトを作成するのに時間がかかる
  • バランス調整に時間がかかる

一日、というのがあいまいなので、具体的に、そうだな、8時間で一本作るとしようか。で、8時間でアイデア出しして、ロジック考えて、コード書いて、デバッグして、各種エフェクト乗せて、バランス調整。無理。

いや確かにそういった短時間でもできるゲームはある。例えばベーマガにたまに載っていたスキーゲームとか。上スクロールしてゲートの間を抜けていくあのゲームね。これなら8時間で楽勝だ。

なぜスキーゲームは8時間で楽勝なのだろう。

  • イデアは既にあるものを流用
  • ロジックはシンプル。ゲートを一番下段のランダムな場所に書いて、スキーヤーを左右キーで動かして、上スクロールさせて、ゲートを通過してたら1点。ポールに当たったらゲームオーバー
  • 同様にコードもシンプル
  • だからデバッグなんてほとんどいらない
  • グラフィックスはベーマガレベルで妥協。キャラクタとか線でいいよ
  • バランスとかそういった高尚な要素はほとんどない

唯一で最悪の欠点は、

  • できあがったゲームが面白くない

ということだ。全てのステップをまんべんなく短くするっていうアプローチはダメかも。

どこのステップを削るべきか

そもそもアイデアを流用している時点でダメダメだ。新しいアイデアを思いついて、それを遊んで調整する、という最初と最後のステップは絶対に外せない。それを外したらゲーム作りでなくなる。

しかもアイデア出し→調整というステップは1回のフローだけでなくて、繰り返し動かしたい。アイデア思いつく→試す→ダメダメだー→別アイデアを追加→試す→あーまあまあいいんでないの→……というステップを繰り返せるようになってないと、面白いゲームにはなりそうにない。

この繰り返しを8時間で実現するためには、それ以外の部分、ロジック、コード、デバッグ、エフェクトをほとんど作らないで、ゲームが作れるようにする必要がある。いやそれは無理。

という辺りで思考が止まっている。いやそういったフレームワークが今まで皆無かというとなくもないよ。いわゆるマップエディタ的なものが付いているゲームね。ロードランナーで即興でレベルを作って友達に遊ばせる、とかいうやつ。

ただこれをゲーム作り、というのはちょっと無理がある。ルールとかががちがちに決まっている中でレベルを作っているだけだし。でもこの方向以外のアプローチが思いつかないんだよな。

柔軟なマップエディタという方向では、ビルバッジのピンボールコンストラクションセットにインクレディブルマシーンみたいなギミックをやけくそに入れたもの、みたいなのが正道かなあとおぼろげに思っている。おもちゃ箱から適当なものを取り出して自分ルールの遊びを作ってみるみたいな、子供の頃のゲーム作成メソッド再びってやつだ。ただそんな無限の柔軟性を持ったマップエディタを作らされるほうはたまったもんじゃないなあ。