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type-it-in-yourself magazine

先日触れたCreative Computing(id:ABA:20050111#p1)についてid:hally氏から詳細なコメントを頂いた。ありがとうございます。

オンラインアーカイヴでは1981年以降の内容しか見ることができませんが、初期 (1975〜1979くらい) の『Creative Computing』誌はかなりBASICプログラム中心の内容で、まさに『ベーマガ』的ポジションを占めていました。もっとも当時はBASICが走る環境なんてそうあちこちにあったわけではないので、ミニコンプログラマブル電卓なんかも対象機種に入ってましたけどね。マイコンユーザー向けという意味では、タイニーBASICを強力に推進していた『Dr.Dobbs Journal』のほうが『ベーマガ』的だったかもしれません。

DDJ(Dr.Dobbs Journal)ってそんな昔からあったんですね。

タイニーBASICに関してはWikipediaによくまとまっていた。注目すべきはステートメントがPRINT, IF, GOTO, INPUT, LET, GOSUB, RETURN, CLEAR, LIST, RUN, ENDしかないこと。この割り切りのおかげもあってか処理系は3KBに収まっていたらしい。

あと関数としてRND(乱数)とUSR(マシン語呼び出し)が用意されている。乱数がわざわざあるのは、もちろん非リアルタイムのゲームを作るためだろう。で、当時の非リアルタイムゲームといえば、これだ。

怒涛のマルチステートメントがまぶしすぎる。こう見るとBASICって可読性低いね……

アメリカではフロッピーディスクパソコン通信の普及がきわめて早かったこともあって、プログラム掲載中心の雑誌構成は、1980年代半ばまでに廃れてしまいます。日本で『ベーマガ』が最盛期を迎えるころ、海外誌では付録ディスク (イギリスだとテープ) によるプログラム供給が浸透しはじめていましたから、日本人の感覚で『ベーマガ』的と思えるような総合誌はないんじゃないかなあと思います。強いていえば『Softside』誌あたりになるんでしょうか (見たことないのですけど)。

下のDog Star AdventureってのはSoftsideに載っていたテキストアドベンチャーらしい。雑誌掲載のアドベンチャーゲームってのは、入力してデバッグしていくうちに答えがほとんど分かってしまうとかいう悲しい場合もあったね。