プチコンで広がるおっさんプログラミングコミュニティ

ニンテンドーDSBASICが書ける夢のソフトプチコンがmkIIになった。初代と比べていろいろ機能が拡張されたけど、個人的に一番うれしいのは、QRコードで自分のプログラムが簡単に公開できるようになった点。

さっそくこの機能を使っていろいろゲームを公開してみた。あんまり長いコードを書く気力は無いので、QRコード1枚に収まる範囲でどんなゲームが作れるかにチャレンジ。その方がQRコード読み取る側も楽だしね。

だいたい100行以内くらいで書けば1QRに収まる感じ。マルチステートメント無しで。

他にもプログラムを公開している人はたくさんいるので、参考にできるプログラムはたくさんあるんだけど、

この辺のプチコンで今物作っている人のうち、「BASICは初めてです!」とかいうヤングプチコナーはどんくらいの割合でいるんだろう。ツイッターとかで見ている限り、昔にPC-6001MSXとかでブイブイいわせていた、おっさん比率がはんぱなく高い印象があるんだけど、どうなんだろう。

まあ商品コンセプトとして、「DSでのプログラミングを楽しもう!」よりは「昔良き時代の思い出をまたDSで!」を狙っているっぽいので、正しいターゲット層にミートしているとは言える。純粋にDSでの簡易プログラミング環境を作りたいなら、BASICよりも現代的な言語を選択した方がいい感じがするし。

でもBASICも捨てたもんじゃないよ。下手にクラスとか関数とかないから、あんまり設計とか深刻に考えずにプログラムの頭からつれづれなるままに適当に書けるし、予約語ステートメントも限られるからコード補完もやりやすい。ちょっとしたものを手軽に作るには、貧弱な言語仕様もある意味強みになる。

パッドやボタンなどの優秀な入力手段を備えたDSでゲーム開発ができるという点でプチコンはとってもおすすめ。DIM、LOCATE、GOSUBなどの予約語をみるとウズウズする人にはもっとおすすめ。わかる!動かせる!プログラムが組めるDSを欲しい人は、プチコンを試してみてはいかが。