D言語にも暗黙の型推論

• Implicit Type Inference(http://www.digitalmars.com/d/declaration.html#AutoDeclaration)

D 0.137から暗黙の型推論が付いた。C# 3.0にも付くらしいが、これ何の役に立つんだ？

どうもLINQとか呼ばれるクエリ構文統合のために使われるものらしい。C#ではLINQを使うことで、RDBやXMLへのクエリが簡単に行えるが、その際に型推論が活用される。

• 動的プログラミング言語へと発展するC# 3.0とVB 9.0(http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/special/pdc2005_02/pdc2005_02_03.html)

D言語もこの方向に進むのかね。

ActionScript3はE4X対応

ActionScript 3に触っている関係で、今XMLのクエリに何を使うかと問われれば、当然E4X。E4XはXMLをECMAScriptにそのまま組み込むための規格で、AS3はこれに対応している。

• ECMAScript for XML(http://www.kmonos.net/wlog/49.php#_1520050427)
• E4X Introduction and Overview(http://labs.macromedia.com/wiki/index.php/ActionScript_3:resources:apis:E4X:overview)

これがすげー使いやすい。例えば、

  var bl:XML = bulletml.bullet.(@label == ci.bulletRef.@label)[0];

とかやると、特定のbulletRef要素と同じlabel属性を持つ、bullet要素が一発検索できる！とてもとても便利ね。D言語にも似たような機構が付いてくれるといいな。