総合的にみるとやっぱりFlashかなあ。ActionScriptは小さいゲーム書くにもいい言語だし、記述量とエラー検出性能のバランスもいい感じなので、非常につまらない結論だがFlashが総合バランス的には良い。
ただ私はそれでもfunctionとかvarとか書くのが面倒というレベルでものぐさなので、最近はHTML5+CoffeeScript (http://coffeescript.org/)を試している。CoffeeScriptはJavaScriptをより少ない記述量で書けるようにするトランスレータ。Pythonライクな記法で非常に少ないタイプ数で書けるのが素晴らしい。ただほとんどのエラーがランタイムエラーになってしまう上に、エラーの修正には変換後のJavaScriptを見なければいけないという点でデバッグは苦行。QUnitなどのユニットテストを組み合わせることで多少はましになるが、それでもつらい。慣れの問題かもしれんが。
Unityは立派な統合開発環境が逆に小さなゲームを作るには重荷なので、テキストエディタひとつでゲームが作れるミニマム開発環境が欲しいところ。
NaCLは、どうなんだろう。最近Chromeがゲーミングプラットフォームとしてちょっと本気出してきている感があるので、もう自分はChromeと心中するんだ!みたいな気概があれば候補になるのかも。ただどちらかというととってもリッチコンテンツなゲームがターゲットだろうから、ミニゲー向けにはならないかもね。