物理エンジンよいとこわるいとこ

で、物理エンジンODE(http://www.ode.org/)をつかってみたところの雑感を。

よいとこ

  • 正確な当たり判定、挙動が簡単に実現できる

まあこれこそが物理エンジンの仕組みだからねえ。フィールドからずり落ちてぶら下がるしっぽとかは、アドホックに作るとすげー大変だと思う。ショットが物体のどこにぶつかったか、とかも正確にわかる。

多関節サイコー。ジョイントによって複数の剛体をつなぐことでくねくねな敵もらくらく。

わるいとこ

  • 制御が面倒

あらゆる制御を剛体への力で表現しないといけないため、いままでのアクションゲームでの制御方法が通用しないことがある。普通だったら簡単なものを実装するのがめちゃめちゃ難しくなったりする。ブロック崩しの玉とかすげー大変。この玉って、あらゆる物体に当たっても正確に跳ね返る上に常に等速運動をするとかいう不思議物体なので。ピンボールの玉の方がぜんぜん簡単。

  • 重い

もー親の敵と言わんばかりにCPUパワーを食う。物体がたくさん出てきたときなんか絶望的だ。それでもってシューティングなんか作ろうというのはいろいろと無理があるような気もするがキニシナイ。使う側の作りがまずい点もいろいろあるんだろうけどね……

わるいとこの方が説明が長いのがいかんな。まあ触って見る分には面白いので、みんなも物理エンジンで遊んでみよう!