- 無気力なゲーオタに与えるゲームはない(http://gmk.9bit.org/note/050616-apathy.htm)
最近、ゲームをやるのがかったるくて仕方ない。
しかし、このかったるさは工夫次第でいくらでも軽減できるはずだ。少なくとも「インストーラーを付ける」「いつでも操作方法を確認できるようにする」の2点を実行するだけでも、だいぶプレイヤー側の手順を短縮できるはずだ。
えー。個人的にはインストールが必要なフリーゲームって嫌いなんだけどなー。デスクトップに解凍してすぐ実行できるほうがよくなくない?
「操作方法が確認できる」ってのが重要なことには同意。でもこういった機能をゲーム全体のUIをやぼったくせずに簡単に実現する方法が思いつかないんだよな。最初の数プレイのみ、画面にインストラクションを適宜オーバーレイ表示させるっていうのが多分スマートなんだろうけど、めんどくさいね、作るのが。
技術方面からの、アプリケーション起動までのユーザの手間を低減させるアプローチとしては、Java Web Startなどがある。
- サンの夢を語れるのか?「Java Web Start」(http://www.atmarkit.co.jp/fjava/kaisetsu/javawebstart/javawebstart.html)
Java Web Startは、Webを利用してJavaアプリケーションをユーザーに配布する仕組みである。ユーザーはランチャーを使って、ダウンロードされたJavaアプリケーションを自由に利用できる。Java Web Startは、実は、サンマイクロシステムズがJava誕生前後に語っていた、アプリケーションのネット配信を実現するフレームワークといえる。
しかし全然普及していない。
Java Web Startを利用するためにクライアント(ユーザー)側で必要な準備は、Java Web StartをJavaの実行環境(JRE:Java Runtime Environment)とともにインストールしておくだけだ。
だけだ、じゃねえよ。この時点でもう大半のユーザはアウトだ。
関連するアプローチをいくつか挙げておこう。
- The Zero Install system(http://zero-install.sourceforge.net/)
- Zero Install: What's wrong with APT?(http://zero-install.sourceforge.net/compare.html)
- Konvalo(http://www.konvalo.org/)
- The ROX Desktop(http://rox.sourceforge.net/phpwiki/)
あとこういったネットワーク越しのインストールはセキュリティ上相当怖いので、その対策もしないといけない。ブラウザゲームや携帯ゲームの手軽さと対抗できるようになるまでの道のりは相当遠いね。