憎まれボーダーダウン

なんかボーダーダウンが憎まれてるなー。そんなに怒りを覚えるほどひどいかな。

死ぬと他の面に飛ばされるというボーダーシステムがまずどうしようもなくダメだと思う。下手な人ほどいろんな面を学習しなきゃいけないなんて

確かにボーダーダウンは初心者向けの思慮はぜんぜんないに等しい。ある程度やりこんでも変なところで死ぬとパターンが急激に崩れるし。でもその崩れたパターンを無理やりノルマクリアで修復したり、いつもと違うランクで臨むボーダーを楽しんだりするのがボーダーダウンの面白さだと思う。上級者のプレイを見ていて、普段はすごいなーくらいにしか思ってなかったパターンを、不意のボーダー落ちで自分のプレイに組み入れるはめになったりするのもいい。3G進行から3Yに落ちたときの艦橋稼ぎとか。

制限時間ぴったりでボスを倒すと高得点というシステムもなにがやりたいのかよくわからない。それでなくても不条理な攻撃ばっかりでとっとと終わらせたいボス戦を引き延ばさないといけない

シューティングと電車でGO!が同時に楽しめるんですよ!ショット→ブレイク→干渉の1段制動2段緩めですよ!緩めてないけど。

時間とゲージをにらみながらボスの攻略パターンを構築するのが楽しいと思うんだけどなー。5ボスの開幕シャッターブレイク使いきり→砲台で回復させつつ120秒破壊→回転砲台をブレイク使用量を抑えつつ30秒破壊→ボスのブレイクまで全攻撃回避→ブレイク干渉ゲージ2つ残し残り1秒で破壊とかうまく決まるとうれしくてねー。ボスの攻撃がいまいち面白くないというのは否定できない。

あげく、ランクの上昇を避ける為に自爆するという、いわゆるバトルガレッガプレイを要求される。自爆したぶんはエクステンド(ノルマクリア)しなきゃいかんのでボス戦をちんたらやって点稼ぎしなきゃいかん

自爆によるランク、ゲージ、ボーダー、時間管理はボーダーダウンを遊ぼうとする人全て(初心者か上級者か問わず)に必要で、これがゲームの敷居を上げていることは間違いない。あんまり積極的にほめられたシステムではないけれども、ちゃんと理解してくるとどこで死ぬかというのも含めたパターン構築の楽しみがでてくる。ガレッガの2面開幕死亡→キャリアに重なって勲章育てとか臨死とか、あれほど強烈なパターンにはならないけどね。そういった意味ではガレッガ劣化コピーではあるかも。

まあそもそもボーダーダウンをほめている人はあんまりいないので、蓼食う虫も好き好きだと思ってくれればいいんじゃないかと思います。