一撃でクリアー!
しかも1ミスしかしてないぞ。6機残った。ほんと簡単だな。
前に触れた(id:ABA:20030804#p3)ダブル紫炎龍がリリースされたので、さっそくやってみた。アレンジ版の紫炎龍エクスプロージョンの方ね。
でファーストプレイでいきなりクリアできた。いまどきのシューティングとして、この難易度設定はどうかと思う。
これでゲームが面白くなければ、クソゲーっていう評価で終わるんだけど、実はゲーム自体は結構面白い。特徴的なのが「感圧ショット」で、PS2のベラボースイッチを使って、弱、中、強ショットを撃ち分けることができる。
弱→中→強と徐々にショットが前方集中型になるとともに、自機のスピードが落ちる。威力の高いショットで敵を破壊すると、敵の素点に最大256倍の倍率がかかる。なので、基本プレイスタイルはよわ押しで素早く敵の正面に移動し、ボタンを押し込み、敵を破壊、という具合になる。
もうひとつ面白いのが得点アイテムの仕組み。アイテムは逆に強ショット発射時に回収すると1倍で、ショット威力が弱い状態で取るほど倍率がかかる。ショットを撃たずに回収すると256倍。前述のスタイルに加えて、アイテムを回収するときはショットを弱めるという手順が必要になる。
敵とアイテムの配置をにらみながら、ボタンを押し込む強さを加減しつつ左右に動き回るのがなかなか楽しい。ゲーム自体もテンポよく、道中が無駄に長いこともない。ボスもやけくそに固かったりはしない。結構良作かも。
まあ問題点はいくつかあって、
- 敵弾が見にくい場面がままある
紫と白を主体にしているのに、白い雲のエフェクトが背景に流れたりして、弾を見失うことがある
- ボスのバリエーションに乏しい
ケツイのような超変則弾幕に慣れた人間にとっては、あまりに素直すぎる攻撃
- ボムのSEがない
なぜだ。おかげでボムが発動しているんだかしてないんだか良く分からん
- 簡単すぎ
これが一番痛いなあ。まあ、ハードにすると結構歯ごたえがでてくるので、なんとかなるかも
てな具合。でも定価2000円であることを考えれば、ぜんぜん問題ないかと。斑鳩2面開幕みたいな雑魚の飛行曲線とか、首領蜂ボス(それともレイストームのあれのまねなのかな)っぽい懐かしの攻撃とか、自分の撃った誘導弾に当たって沈む3ボスとか、結構面白い場面もあるし、グラフィックスや音楽もなかなか良いし、とりあえずシューティングに飢えているなら買っとけ。
あ、元祖紫炎龍をぜんぜんやってないや。