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フリーゲームを作っても世界の中でうずもれてしまう問題

に呼ばれたのでフリーゲームの開発、公開にまつわる問題点と解決法みたいなのを話してきた。参加者はゲーム会社所属のプロの人が予想外に多かった印象。フリーゲームを今も作っているという人は少数派。あと20代30代がほとんどで、10代は0。

最後のパネルディスカッションの時にもちょっと話題になったが、世の中にはゲームが溢れすぎていて、アマチュアがゲームを作ってもその中にうずもれてしまい、注目してもらうのは難しいという問題は共通認識として多くの人がもっているようだ。この問題は、特にこれからゲームを作ろうとする人のモチベーションをどうやって担保するか、ということと密接に関係がある。誰にも注目されない中ひたすらゲームを作り続けるのは大変な気力がいるからね。

今はネットが発達したおかげで全世界の人にコンテンツを届けるのが容易になった代わりに、いきなり世界選手権に参加しなきゃならない超フラットな世界になってしまったため、ふつーのゲームがうずもれるのは非常に簡単だ。私はどちらかというと世界に向けて発信すればだれかが拾ってくれるじゃね?という発信範囲を広げる派だったが、まず最初の入り口を担保するためには、ごく限られた人々の間だけでゲームを見せ合うコミュニティが必要なのかもしれない。

学校のサークルとかがそれを実現するために最適な方法なんだろうが、社会人になってしまうとそういった集まりを見つけたり続けたりするのも大変そうだろうから、そう簡単でもないなあ。ネット上で仮想的にそういった場を作ればいいのかな。パネルの時にも参加者の方から、開発者が自作自演で自分のゲームを登録できるWikipediaみたいのがあればいいんでは、みたいな話もあったし、まずはその辺がとっかかりになるのかなあ。まあネットにこだわる必要はなく、アマチュアゲーム試遊台寄せ集め会とかでもいいんだろうが。

今回の部会でいろんな問題意識は共有された気がするが、それぞれの問題はいろいろと根が深そうなので、今後は課題の整理と選択が必要な感じがする。SIG-Indieがどういった人々に向けてどういった提案を行うのが、だれにとってどう有意義な活動なのか、というのをきっちりと定めるのはなかなか難しそうだけどね。