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ベーマガって書くとみんな昔語りを始めてしまうのでよくない問題

ベーマガ2.0」という言葉を知っているだろうか――。最近、私が勝手に言い出したことだから知らなくて当然だが、そのコンセプトを説明するとすぐに“ピン”とくるという人も多い。日本のゲーム産業の弱点を理解し、乗り越えるヒントになりうるコンセプトだと思っている。

・ユーザーが自由に関わり発表できる、ゲームの開発環境が多数出てくること
・ゲームや開発環境についての教科書などドキュメントが豊富に生まれること

コンセプトというにはちょっとおおざっぱすぎるような……とりあえずベーマガと言って釣れるのはおっさんだけなので、もうちょっと若者向けの言葉にしたほうがよさげ。

ベーマガネタをいろいろと書いたなあと思って発掘したら、書いたのは2003年だった。

あれから5年たっているわけだが、基本的な問題点は変わってないし、解決されてないな。XNAが登場したことは5年前からの差分ではあるんだが、開発の敷居を下げるという面ではまだちょっと弱い面があるし、ゲーム発表、レビューの場としてのポテンシャルが分かるのはまだ半年後の話だ。

私は今、近く概要の発表が予定されている10月の東京ゲームショウの「センス・オブ・ワンダー ナイト」というイベントに関わっている。アマチュアゲーム開発者や実験的なゲームを作っている人に、東京ゲームショウでの発表の機会を提供することを目的とするもので、今年が初めての開催になる。

発表の場を設けるってのはモチベーションアップのためにはいいよね。ベーマガに自分のプログラムが載るってのはマイコン族の夢だったからなあ。掲載一歩手前だと「明日のスタープログラマー」って欄に名前が載るんだよ。今考えるとこのコーナー名は素晴らしいな。

……やっぱりベーマガっていう名前はおっさんの昔語りに直結するので、アマチュア開発者を育てるという本来の課題にフォーカスするにはノイズな気がしてきた。