Flashゲーの欠点は貧弱な操作系

Flash Player 9には大量のパーティクルをぶん回すだけのパワーがあることは分かった。Java Appletの欠点であった音周りもFlashでは簡単に扱えるので、ブラウザ上でリアルタイムゲームを作るうえでは申し分ない環境といえよう。ただ一点を除いて。操作系。

パッドが使えないのがやはり痛すぎる。キーをパッドにマッピングするツールを使えばいけるだろうが、わざわざそこまでしてブラウザゲーを遊ぶかって言うと、遊ばないよなあ。そもそもマウス以外の操作を要求すること自体、敷居が高すぎる。

Flashだとマウスの操作にも問題があって、右クリックがコンテキストメニューに取られてしまっていて使えないことや、FPSを向上するための'param name="wmode" value="opaque"'を指定するとFirefox上だとホイールが効かなくなってしまうことなど、結構不便だ。

マウス+1ボタンだけで遊べるゲームを作りなさい、というお達しなのかもしれんが、縛りとしては相当きつい。パッドに適した細かな弾避けを要求するような繊細なゲームより、マウスで遊べる大雑把でおおらかなゲームが求められるのかな。