プログラムは、人々がそれを読むために書かれるべきである

が最近本になったらしいので、その訳文を久しぶりに読み返してみた。

プログラムを読みやすくする方法は、コメントを詰め込まないようにすることだ。私は、アーベルソンとサスマンの言葉をさらに進める。プログラミング言語アルゴリズムを表現するために設計されるべきで、それがたまたま、コンピュータにとって実行できる形式になるにすぎない。良いプログラミング言語は英語よりもうまくソフトウェアを説明することができるべきだ。コメントは、読者が特に気を付けなければならないある種のツギハギを警告するためだけに必要なはずだ。ちょうど、道路で突然の急カーブを警告するためだけに矢印の標識が用いられるように。

原註[7]にこうあるようにやはりコメントの付けすぎは忌み嫌われているようだ。まあこれはスーパーハカー向け(特にLisper向け)の文章なので、そこまで到達できない人間としては不明瞭なコードにはせめてコメントを振るべきなのかもしれず。単に削ればいいというものではないだろうね。

Lisperはプログラム中にあんまりコメント書かないのかなあ。