先日(id:ABA:20040602#p3)触れたProcessingを使ってちょいとゲームを書いてみた。
- EsCave(注) 音あり, Javaアプレット)(http://www.asahi-net.or.jp/~cs8k-cyu/java/escave/)
下のほうのリンクをたどってソースも見てもらえば分かるけど、こんくらいのゲームならば比較的コンパクトなコードに収めることができる。ProcessingのJavaクラスライブラリのおかげだ。
ただいくつか問題があって
- 'final'を使うとIE6.0上でエクスポートしたアプレットが動かなくなる
これがよく分からない。BApplet直下(プロセシングで言うところのトップレベル)にfinalほげほげとかいうフィールドを書くとアプレットのローンチに失敗する。
- BSoundを頻繁に鳴らすと処理ががたつく
のであんまり派手にSEを鳴らすわけにはいかなさそう。
ってなところが気になった。まあプロセシングはまだアルファ版だし、おいおい直るとは思う。
プロセシングのページを見ると'Processing is a programming language'とか高々と掲げてあるけど、こりゃどうみてもJavaのクラスライブラリだ。ただ従来のアプレットを書く上で面倒だった点をことごとく隠蔽するべく設計されているので、Java初心者にいわゆる「おまじない」なしのプログラムを見せることができるという点はでかい。フレームレートを一定に保つ方法などの、Javaアプレットのこまごまとしたテクニックが面倒で仕方がなかった人にはお勧め。結構いいよ。