プログラムの査読ができる人はいるのか

ゲームのアイディアの査読は出来ても、プログラムの査読が出来るヒトは果たして…。

そうなんだよね。いくら世の中がオープンソースオープンソースとわめいても、コードを読める人は一握りなわけで。

「差異」を「品質」よりも重要視するのは、バザール・モデルのソフトウェア開発方式の意義をまるっきり否定するもので、それこそがインターネットからもたらされたあっと驚くようなゲームを未だもってみたことがない理由でもある。

とくにゲームは、ものすごいスピードで消費され飽きられる特性があるため、オープンソースとは基本的には相容れないものだ。ソースを公開する利点として、現状で明らかに挙げられるものとしてはMODくらいだろう。

MODってのはゲームの改造を指す広い言葉だが、その根幹は我々がベーマガのコードを打ち込みつつ、その内容を改造していたのとあまり変わらないと思う。'120 left=2'ってのを'120 left=9'とするとか、ってこりゃチートか。

ただ、「ボクのあたまの中のアイディアを具象化したいッ!!」って「ただゲームが作りたい」ってタイプには「その為のプログラム技術の習得は省けるなら省きたい」ってタイプも少なからずいるのよね。

そのためのツクールだったり、MODでのレベルエディタだったりする。そもそも既存のフリーゲームを、改造に寛容な作りにシフトさせることが重要なのかなあ。