今こそゲームを書く時だ

従来のロゴでは携帯電話の小さなスクリーンに表示しづらいとの理由から、コーヒーカップのデザインをよりシンプルにしたという

「みなさんの創造性が必要だ。今こそゲームを書く時だ。われわれと一緒に列車に乗ってほしい」

Javaがクライアントサイドでシェアを確保する領域は、携帯機器向けゲームというスタンスがはっきりしてきた。とりあえず、日本国内ケータイ分野でのJavaの優位性はしばらく揺るぎそうにない。ここにより注力していくという姿勢は、個人的には歓迎。

ただ、

J2MEにJ2EEを組み合わせれば、企業向けのモバイルシステムになる

J2SEはよりいっそうおざなりな扱いをうけるかもしれない。Eclipseなどで、Java開発基盤としてのJ2SEの重要度は増してきたと思うので、いっそのことJ2SEJ2EEとJ2ME用Javaコードを開発すること専用っていう位置づけでもいいかも。どうせ世の中のほとんどのクライアントは各種携帯機器かブラウザでしょ。

「Everyone、Everything、Everywhere、Everytime……」

会場を埋めた5000人のJavaデベロッパーは、ジョナサン氏の合図に合わせ、気勢を上げた。

だからもうEveryほにゃららとかAnyほにゃららって言うのはやめようよ。