OutRun2(XBOX)

同梱サントラのラストトラックが光吉音源丸出しでセガセガしい。

18年ぶりの続編であるアウトラン2、ゲーム自体はとっても面白い。MAGICAL SOUND SHOWERを聞きながらテスタロッサセガドリフトをかまして世界中を駆け抜ける、そんなゲームが面白くないはずがない。

問題はXBOX版で追加されたミッションモードだ。提示される課題(ミッション)をクリアすることでコースや車種、サウンドがアンロックされていくという内容なのだが、これ難易度がシビアすぎない?5面くらいでもうすでにやる気が尽きそうなのですが。

ゲームボリュームを水増しするということ

アーケードゲームを家庭用に移植するに際して、追加要素を付けてプレイ時間の延長を図るということは、すぐに売り飛ばされるリスクを軽減するために必要なことなのだろう。でもこのアウトラン2の追加要素であるミッションモードは「プレイ時間さえ延長できればプレイヤーが楽しめなくても知ったこっちゃない」っていう印象をどうしても受ける。

アーケードモードだとほぼ全てのコースが一発クリア可能な難易度なのに対して、ミッションモードは3面あたりからすでにかなりのリトライを繰り返さないとクリアできない難易度なのはやっぱりおかしいと思う。個人差はあるだろうが、GT4のライセンスがブロンズクリアなら相当簡単になっていて好印象だったのも相まって、私にはかなりのストレスになってしまった。

アーケードからの追加要素がすばらしかった家庭用タイトルって何があるだろう。メガドラガントレットのクエストモードはすごかったね……