グラディウスV(PS2)

まだ6面まで。

タイプ1の固定オプションを思いついた時点でトレジャーの勝ち。操作していてとっても面白いね。ツインビーの分身をレバーニュートラルで固定できるようにしたグラディウスの、その次の進化としてとても自然な流れなんだけど、なぜだれもやってなかったんだろう。

で、この固定オプションを使えばちょっと気の利いた攻略ができますよー、別に使わなくてもいいですけど、ってな具合に作っておけばいいのに、トレジャーの悪い癖がでまくりで、これを完璧に使いこなせないと楽勝死亡っていうレベルデザインにしやがった。しかも2面から。

メガドラ時代からのトレジャーアクションに慣れている身からすれば、「またトレジャーが無茶いってるよ、しょうがないなー」って泣き笑いながら楽しめるんだけど、そうじゃない純粋グラファンはこれどう思っているんだろう。少なくともこのギミック満載なボス戦はグラディウスじゃないよなー。いままでのグラでは、もっとも盛り上がるポイントに置かれてきたボスパレードが2面っていう前座にあるのがすごいぜ。

あと曲からコナミコードが感じられない。いやコード進行なんて聞き取れないから、あくまで感じだが。

このコードを何と呼ぶのか、ワタシは正式な名を知りません。しかし当時、ワタシのようにゲームミュージックが好きで、そういう曲を創ったりあるいはいろんなゲームの曲をアレンジしていた連中は、俗にこれを『コナミコード』と呼んでいました。理由は簡単、コナミがこのコードを頻繁に使っていたからです。ツインビーしかり、グラディウスしかり、A-JAXしかり、チェッカーフラッグしかり…。

つうかもう最近のコナミゲーにはこんなものはないのかも。コナミコードが入っていた最後のゲームはどれだったんだろう。あーでも撃ち込み音が沙羅曼蛇互換なのはいいね。曲自体も崎元氏作曲だけあってとてもいいことはいいのだが、うむ。

なんか文句ばっかり言ってるけど、ゲーム自体はすばらしく面白い。DVDも見てないし関連情報も探ってないので、全何面かすら知らないけど、6面までやった時点で相当好印象。でもタイプ1以外だとあんまり面白くないね。